■ - Dangerous Mind

今回乗った深夜バスの青春ドリーム号は、ドリームと名がつくだけあって椅子はカタく一人分のスペースも狭くて、とてもじゃないけど快眠できるような環境ではない。一晩中起きてギラギラと明日を夢見るための車両なのだなと思う。夢があれば何でもできるのだから、まず手始めにこのくらい我慢しなさいなというメッセージを受け取る。7時30分に東京駅に到着。馬場の喫茶店で時間つぶして出勤。土曜から着のみ着のままで頭はカユくヒゲも伸び疲労困憊な俺だが夢の力で仕事は普通にこなす。新宿へ。タワーレコードで万博の記録映画のDVDを購入する。万博バカか、俺は。ポイントカードが一杯になったのでジョン・ゾーンのエレクトリック・マサダのＣＤも買う。数年前の自分にとってジョン・ゾーンという名は一種のブランドだった。ジョン・ゾーンを聴いてる俺、聴いてない俺という事実に対しては意識がいっていても、ジョン・ゾーンの音楽そのものは全く聴けてなかったんじゃないかと思う。今なら少しは彼の音楽そのものを聴けるかもしれないと思い、先週くらいから少しずつ手持ちのＣＤを聴き返していたのだった（そのきっかけになったのは、こないだ武田さんが貸してくれたミルフォード・グレイヴズとの共演盤で、とにかく物凄い演奏だった）。で、ついでなので書籍のコーナーをぶらつく。最近出た堂本剛のエッセイ本「僕の靴音」が本当に良かった！アイドルとしての葛藤や鬱屈した情熱や音楽への愛情が粗く、清清しく、誠実に綴られた文章はとてもリアルで、読んでて涙が出そうになった。万博のDVD片手に堂本剛の本読んで泣く27男（三日風呂入って無い）は、さすがにワケがわかんないなあと思ったが、とにかく素晴らしい文章だった。

3月26日のコラボレーション大会の出演者が続々決まってきてます。今のところパーセンテージ・ホセの竹田くん、俺はこんなもんじゃないの武田さん、同じくマスダさん、ハズレッシヴ2001（二人時代）、完全パンクマニュアル著者の架神くん、まだ会ったことのない橋都さん、ＤＪじゃみへんさん、他にも数人オファー中だったり、声をかけようと思っている人がいます。当日時間が足りなくなりそうなのがちょっと心配。
あと四月末に大阪でライヴできそう。強力なメンツになりそうなので決定したらよいなと思う。