Dangerous Mind

Dangerous Mind

はい。継続的にこの日記を見ておられる方(いま地球上に10人くらいかな)はお気づきでしょうが、この数日間アフィリエイトの可能性に取り憑かれ、日記や自分のサイトにひたすら広告を導入しまくっておりました。寝ても醒めても考える事はいかにアクセス数を増やし広告をクリックしてもらうかという事だけで、実際今朝なんか広告が蟹に化けて自分の体を口から肛門まで一直線に出入りしているという、わけがわからないなりに何となくわかるような夢を見て目覚めたりしていたんですが、今日からはずっと楽しみにしていた音楽美学講座、ということで授業が始まる前に少し時間があったので、教室近くのampmアエラを読んで「うむ、世界は自分が思っていたよりも十五割増で大変な事になっておる」と思い、その時アフィリエイト界の魔の磁場から久々に解放された感じがしたので良かったです(しかしトータルでは全然よくない。そのアエラには「恐れなければ核兵器の威力も無効」っていうようなニュアンスのコメントが掲載されていて、それはその通りだと思った)。
講座は高等科から編入したので、ちゃんとついていけるのか心配だったが、まあどうにかなりそうだった。周りは知らない人ばかりなので緊張していたのだけど、講義が始まってしまうと先生の話が魔法のように面白く、一気に引き込まれてあっという間に二時間たってしまった。今日はガイダンス的な感じで、次回から具体的な楽曲の分析に入るとのこと。とても楽しみだ。学校ってのは自分で金払っていくものなんですね。
京橋の風景は上京前に思い描いていた東京のイメージととても近い。道がとても広くて、古いビルがたくさん建っている。少し歩くと神殿のような外見の銀行まである。ビルとビルの合間の路地は笑うせえるすまんが影から浮き出てきそうな感じで、今まで全く馴染みの無い場所なのになぜかとても落ち着くのは、どこかでこの街のイメージを刷り込まれて育ってきたからだろうな、と思う。