学校

この一週間に二回、学生の人に学校に呼んでもらって、演奏できた。
ひょっとしたら自分（たち）は自分より若い人に慕われているのかもしれない、と思った。
勇気が出た　
続く


学校に行くといつも学校に入りたくなる
しかし実際に入学するとおそらく、つまんねえとか言って行かなくなるんだろうなと思う
昔、大学に行かせてもらってた時は、実際は学校の隣のビデオ屋にだけ通学していて、とにかく若松孝二監督の映画ばかり、ずっと見ていた。
若松監督は音声インタビューで「死ぬ気でやって、死んだらそれでいいじゃないか。だが俺は絶対死なないけどな」と言っていた。
「だが俺は〜」以降の部分こそが、若松孝二監督だと思っていたので、先日タクシーに轢かれて亡くなった時は本当に虚をつかれたというか、大変ショックだった。
普段直接の知人で無い人が亡くなった時、そんなに何も思わないのだけど、この時だけは文字通りの衝撃で、押しつぶされそうなくらい悲しかった。
著名人の訃報にふれて、こんな思いをするのはおそらくこれが最後の事だ。
それほど自分にとって大きな存在だったことに今更気が付き、大学というと、その若松孝二映画漬けの毎日の事しか今は思い出されない。