Dangerous Mind

Dangerous Mind

バイト後UFOクラブでライヴ。今日は1というバンドでギター。メンバーは他に田口さんと穂高さん。一応練習もしたが、わりと即興に近い。まあ、これも、あれだ、反復する中でヴァリエーションが増えたりしながら段々と、内側にか外側にか、盛り上がっていく、例の宗教的なやつだ。実際、終了間際に帽子がとれて長髪があらわになった田口さんを見て俺は、教祖だ、と思った。三人とも演奏がまったく下手なので、逆に、その時その時の曲に内在する隠れたリズムパターンや拍子やニュアンス的なものの移り変わりを素直に感じられやすく、そういった単純明快なかたちでは表に現れない(今回の場合は現せる技術がない)が、確かに内在する要素を把握して、自分がそれと結びつく事ができれば、ただ曲をなぞるのではなく、実のある演奏ができると思うので、そのヒントはあったように思えた。ライヴの出来としてはどうかわからん。俺は気持ちよくDの弦とBの弦を切ってしまったが、田口さんは終わった後落ち込んでいた。穂高さんは楽しそうだった。三人共通して分裂気質というよりは躁鬱気質なので、そういう部分が出たライヴだったような気がする。使用したギターはオービルのES335モデルでアンプはヤマハでした。