Dangerous Mind

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続・「ひかりのたび」サントラ

サントラ続報
わいわい毎日のように告知してますが、なかなか長編映画の音楽一本やる事はないので、いや、やってる人は100本とかやってるんでしょうけど、自分は初なので、わいわい毎日のように告知しております。
引き受ける時に、こうなったら失敗だなあと思ったのは、いわゆるインディーのバンドの人が一生懸命音楽やりました、みたいな感じになっちゃっうのは避けねばと思った。
で、ちょっとした意見の対立を記憶している場面があるんですが、公開前なので詳しく書かないですが、いわゆる「青春」のクリシェとして映像的に成立しているシーンがあって、もちろん映画全体として登場する必然性のあるクリシェだったわけだが、当初そこに仮でギター「チャラーン」みたいな曲が当たってて、そうすると、一気にインディー青春映画感が出ちゃうんですよね、面白いくらいに。「青春」というより「青春映画」感が、登場人物以前に作り手側の青臭さが漂ってくる。
それが狙いであればもちろん全然良いんだけど、映画全体から考えると、この部分でその音だと、ここだけ浮いちゃって印象がまとまらないし質が下がるなと思って、仮とは全く違う曲を当てました。
結果、全体の中で重要なシーンになったんじゃないかなあ。
というわけで、それがどの曲でどの場面の話なのか想像して聞いてもらえたりしたら幸いです。
ちなみにDL(1000円)すると、使われなかった4曲(tr.12〜15)がボートラとして付いてくるので、なんで使われなかったのかの想像もできます。
https://kariu.bandcamp.com/album/dream-of-illumination-original-sound-track

映画は10日後、9/16より新宿K'sシネマより公開です