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国のライヴで渋谷へ。４年前に「パワー会議」という会議で知り合ったフジミヤ君のバンド「アムの解散」のイヴェント。サブステージにてバンド転換中の１０分間にライヴを２セットという変則的な依頼で、客層はいつもとだいぶ違う感じ（というか、いつもは客自体がいない）。ライヴ前、いつものように渋谷の町を散歩する。友達の殆どが何らかの理由で嫌ってる街、渋谷だけれど、俺は理由なく好きなので散歩が楽しく、思わず代官山まで歩いていってしまう。treesaresospecialでス−ザンのバンドやった時の事を思い出し、カリスマ美容室で化粧して楽しかったな−などと考えていると、お約束でまた道がわからなくなってしまい、迷う。危うく出番をトバす所だった。何で初め出発した方と逆の方角から戻ってきてしまうのだろうか。
で、１セット目。これが恐ろしいほどに何も思い浮かばず最初40秒くらいしゃべって、残りはもう、ずっと隅っこにうずくまっているだけという前代未聞のヒドいライヴ（トーク界の阿部薫と呼んでくれ）。これはイカンとライヴハウス裏の空き地にてシャドートークし２セット目は最初からギアをハイテンションに入れる。ひたすら煽っていたらフロアも沸き、モッシュやダイブ、お客さんによる胴上げなどを、トークによって起こす事に成功。特に胴上げは嬉しかった。ああよかった。見て、騒いでくれた人たち、本当にありがとうございました。

国のDVD発売記念イヴェントは野外とか洞窟とかでスーパーハイテンション祭りにしたいなー、と考える。調子が良い時だったら1.2時間くらいは集団的な躁状態をキープできそうな気がするので、ライヴというよりは、お祭りや儀式に近接するようなイヴェントにできないかなーと考える。カカオ76パーセントチョコレートを買って帰宅。

明日はニ子玉川ピンクノイズで俺はこんなもんじゃないのライヴ。俺はギターを弾くんですよ。ヘンリ−テニスも出ますよ（だから足立くんは二回出てくるのね）。お楽しみに！

2006.8.30（水）
二子多摩川PINK NOISE「otoiro vol.12」
w.henry tennis 、Ge Ge Ge Ge Qualtet 、erection?
出番最後21：15〜