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早川誕生祭。朝『どですかでん』と『新宿泥棒日記』のフェイヴァリット映画ニ本立てをビデオで見てから関内へ向かうが、湘南新宿ラインを一本逃して30分遅刻する。みんなはもう到着していてすまない気持ちになる。まずはベイスターズとバッファローズのデイゲームを観戦。乱打戦。一度、結構近いところにホームランボールが飛んできてテンションが上がる。応援していたベイスターズは7-10で敗れた。中華街へ移動してやたらと広々としたお座敷の店で会食。例のグルグルまわるテーブルを囲む。鳥を煮たやつがとても美味しかった。店を出るともうすっかり夜で、鎌倉へ移動して二次会。居酒屋に一時過ぎまでいて、それから海へ向かう。何年かぶりの鎌倉の、それも真夜中の海岸は、波音が絶えないのだけれど、とても静かで、不思議に落ち着いた気持ちになれる場所だった。暗くて良く見えないけれども確かに存在している水平線を眼で追っていると、何だか吸い込まれそうな気分になる。波が、次から次に、そこからやってくる。しばらくして、ドロケイと缶蹴りを足して２で割ったようなゲームが始まり、明け方にはボールが見えないけれどキャッチボールをして、朝になると九人いたうちの四人が吐いたり倒れたりしていた。雲の隙間からのぞいた朝日は何だかとてもありがたい感じだった。鎌倉駅から5時36分の電車に乗って、目をつぶったら殆ど一秒で品川に着いていた。ドロケイの途中で今日の主賓のしんちゃんが砂浜で倒れていて「酔ってるのに走るなんて信じられねえ」とかブツブツ言ってたのが面白かった。久々に会えたベーダも相変わらず天才的に面白い奴で、ズボンをなくしたり（すぐ見つかったけど）、吐いたりしていて、充実した誕生会だったなと思った。