Dangerous Mind

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05 わしのマントの中でなら王様だって殺す(バラード)

架空のバンドの架空の演奏をSoundCloudにアップする六日間シリーズ。本日はセルバンテス=コッローディ双頭クインテットによる「わしのマントの中でなら王様だって殺す(バラード)」です。

http://soundcloud.com/kariu/ballad
クインテットって言いながらピアノの音しか入ってないけど・・。まあこの後ジャーンって演奏が入ってくるという・・。この曲は一回ツイッターズのライヴで演奏したな・・
ここ数日、歩きながらipodで音楽聴くのが自分の中で流行ってます。電車の中は大抵うるさいので全体にコンプががっつりかかってるような音楽以外あんまり聴く気になれないのですが、散歩しながらだったらジャンルを選ばないので。
西東京市のさびれた田んぼの風景とかには古いクラシックの録音とかが良くマッチする気がします。
まあ、そう言いながら先日はbeckのgueroというアルバムをあらためて聴き直してみたんだけど、とにかく全曲メロディ的な意味でのバリエーションに乏しく、展開もほぼ同じで、しかしトラックのアレンジは次から次に手を替え品を変え色んなアイデアが引っ切り無しで、これは結構特異な作品なんじゃないのかなと思いました。全体通して聴いた感触としてはモダンアートに近い感じがした。ヒップホップ的な世界観が打ち出すある種のミニマリズムへの白人サイバネティクス側からの回答とでもいうか。
ところでこの◯◯への××からの回答っていうフレーズが、昔からあんま好きじゃないんですよね。あたかもそういう集団というか枠組みが拮抗して世の中に存在しているように感じさせられるけど、実際はそうでない場合の方が多いと思うので。適当な対立軸を持ち出してアマチュア批評家ヅラするような態度だけはもう今後一切御免蒙りたいと思わせるに足る、思わせぶりで有害な慣用句かと思います。
あと、ドアーズも良く聴いてて、あらためてロビー・クリーガーのギターのマジカルなフレーズに注目しています。なんにせよ外で歩きながら音楽聴くのは無心になれるので良いなと思います。事故には気をつけなきゃだけど。

公開スケジュール

5/20金 highway1972 / トルーマン・カポーティMIDIバンド
5/21土 Tango by Tango / ハイスクールTANGO組
5/22日 ビルとビルの狭間に / トルーマン・カポーティMIDIバンド
5/23月 Opening in the Kikko-man / 緑の森楽団
5/24火 わしのマントの中でなら王様だって殺す(バラード) / セルバンテス=コローディ・クインテット
5/25水 NHKETV / 緑の森楽団


情報として
俺はこんなもんじゃない×WEEKENDでFragment主催の「術の穴」レーベルのコンピに参加しました。たぶん近日発売です。詳細これかな。
http://subenoana.net/news/archives/975