Dangerous Mind

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06 最終日 NHKETV

架空のバンドの架空の演奏をSoundCloudにアップする六日間シリーズ、本日最終日!!緑豆楽団による「NHKETV」です。

http://soundcloud.com/kariu/nhketv
昨年末くらいにヤフオクシーケンサーのQY70を入手して、最初に使い方を思い出すため(以前QY300を使ってた)適当に打ち込んだ音源。ETV特集のBGMって結構変わった曲(変拍子とかクロスリズム)が多いよなあと思う。
この「架空の・・」シリーズは本日で終了です(でもまたそのうち、やる)。今月は映画、コンピ、KK2、架空と、十年以上耕せど未だ需要開拓されざる未知の荒野に好き勝手に大量供給してしまった・・・
ところで5/15に放映されて話題になったETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図 〜福島原発事故から2か月〜」、再放送も見逃してしまったのですが、以下のサイトに文字起こししたものと画像がありました。本編90分くらいあるので、とりあえずこっちで流し見た方が手っ取り早くて良いですね。こういう形の社会貢献もあるんだなあ。
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65734984.html
衝撃的な内容で、よくぞ地上波で放映したと思う。NHK教育偉い。
原発事故・放射能問題に関しては、まず発生当初インターネットで大騒ぎになって、一ヶ月後くらいに週刊誌、最近になってうっすらTVが情報を出し始めた。なので当初騒いでたのは主に若い人だけで、親の世代は政府発表通り大したことではないと思ってて、やっと今頃になって事態の深刻さが少し伝わってきたのかな、という印象。
例えば3月当初、子供と奥さんだけでも西に避難させようとした友人の家でも、その親が「大したことない。テレビもそう言ってる。仕事休んで旅行行くなんておかしい」みたいに言って喧嘩になったとのこと(結局押し切って行った)。後から考えると情報不足のためにその祖父、祖母が、孫に被曝をすすめていた、という大変な事になる。職場や学校でも事故の受け止め方の深刻度は人によってずいぶん違ったことだろうと思う。これが放射能対策への無駄な障壁となり、本来避けられたはずの被曝をしてしまった人が大勢いる。
これまでで一番大気中に放射性物質が飛んでいたのは原子炉建家で爆発が繰り返し起こっていた3月の時点なので、その間だけでも近隣の住民は避難させるべきだし、首都圏でも外出を控え、マスクをするべきだった。そういう一番の重要時に嘘の安全情報を流して情報ギャップと不要な世代間の対立を産み、全く無意味に国民を放射能被曝の危険にさらした元凶は政府の嘘発表と、それに追従したテレビで、テレビに関しては今更になって罪滅ぼしのつもりなのか少しずつ政府の初動を批判したり、3月当初隠されていた情報を出したりし始めたけど、国民にとって必要だったのは本当に危険な時にちゃんと危険だと言ってくれることだった。
しかし実際のところは、政府とマスコミはグルになって、パニックが起きる(だろう)という理由で国民を信用せず、非常時にひたすら情報を隠した。そういった行為のリターンとして、日本国民が今後より一層政府、および政治というものを信用しなくなる、という結果が当然の帰結として訪れると思う。そして、ここまで深く傷つけられた信頼関係は今後容易に修復しないだろうと思う。

で、今も原発から夜中に白煙や黒煙が時々あがってるのがライヴカメラで確認できる、という話をチラホラ目にするのだけど実際のところどうなんでしょうか。何が起こっているんだろうか。公のニュースにはなってないみたいだけど。
JNN福島第一原発情報カメラ(LIVE)>
http://news.tbs.co.jp/newsi_sp/youtube_live/