Dangerous Mind

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昨日は高円寺と六本木でライヴでした。そして卓也君の命日でもあった。でもそれは勘違いで卓也君の実際の命日は4/3とのことだった。ちょうど「葬儀の日」という新曲を演奏していたので、そう言えば数年前の今日、大事な友達が死んでー、とMCで喋ったら会場の空気がステージ上も含めて妙な感じになった。去年までは墓参りというか、彼が最後に居た場所に線香をあげに行ってたのだけど、今年は忘れていて行ってなかった。やはり数年たつと色々と面倒くさくなってしまったりして、行かなくなる事もある。去年、自分は父親の命日も忘れていて、ちょうど日付が変わるくらいの時に、ああそういえば、と思い出したのだった。
だからと言って、彼らが自分の人生にとってとても大切な人間であった事実は一つも変わらない。それは例え、自分の心情が一時的に変化していたとしても、体や精神に既に刻まれてしまった個人的な歴史として変えたくても変えられないものなのだと思う。それに、面倒くさい時は行かない、くらいの方が死んだ人とコミュニケーションがいまだにとれてる感じがして、良いのかなーとも思う。卓也君はとても素敵な絵描きで、俺はこんなもんじゃないのファーストアルバムのジャケットは彼によるものです。

あと、こういうのもある。

彼と一緒に絵本を作る約束みたいなものをしていたのだけど、彼は死んでしまったのだった。
六本木のライヴではスペイン人のpepe君と友達になった。スペインの文化にとても興味がある、アロモドヴァル監督の映画がとても好きなんだ、と言ったら、監督が昔やっていたパンクバンド、ALMODOVAR Y MCNAMARAのビデオがあるからyoutubeで探して見ろ、と言われた。

彼の映画の事がより深くわかった気がした。