Dangerous Mind

Dangerous Mind

翌朝、武田さんが泊まっているミルナーホテルのラウンジに全員集合。この日もLeeとJoleeが案内してくれる。広くてとてもきれいな市の図書館を見学してからバスでサンタモニカへ。海が見える美しい観光地。母親を連れて来たら喜ぶんじゃないかなと思う。海岸沿いに数メートル置きに設置されているまな板のような物体。釣ってその場でさばくにしても、備えおきのまな板はちょっと、と思うが、板にはしっかり乾燥した魚肉がこびりついていた。ファットバーガーで昼食。名前とは裏腹にさっぱりヘルシーな味でとても美味しい。その後、jane's addictionの初代マネージャーであるチャーリーブラウンに道で会ったりしてからダウンタウンに戻る。メキシコ人街で買物。今回は自分たちだけで行ったので少し緊張したが(ガイドブックに危険と書いてあるエリアである)、お店の人たちも親切にしてくれて、良い街だった。まあ、メインストリートより奥には立ち入らなかったのだけど。
しかし本当にこちらは住み分けが凄くて、メキシコ人街に白人や東洋人は殆ど一人も見かけないし、聴こえてくる言葉もスペイン語ばかりである。また道路を一本挟むと雰囲気がガラっと変わったりする。英語が通じない人も結構いる。
夜になって再びLeeとJoleeの家へ。LAの滞在はこの日が最後で、一緒にビールを飲んだり、話したりする。アメリカに来てから、自分が思っていた以上に英語がわからず、あまりちゃんとした話ができない事がとても残念だった。もっと英語の勉強をしようと思った。日本での再会を約して(彼らは六月に日本にやってくるのだ)二人とお別れ。
その後、ホテル近くの24時間営業のレストランで遅い夕食をとる。隣のテーブルのメキシコ系の人たちは最初にオーダーしたステーキが固すぎて不服だったらしく、フォ−クを肉に垂直に突き刺して返品していた。そしてその後、別の柔らかそうなメニューを代わりにオーダーしていた。

サンタモニカ。

疑惑の公共まな板。