Dangerous Mind

Dangerous Mind

新世界フェスティバルゲート内ブリッジにてライヴ。ここでやるのはニ度目。天井が高くて音が良く響く。基本的にスタッフ一人でPAとセッティングを全部やっていて(この規模のハコでそういう事は殆ど無いと思う)、その仕事が非常にテキパキしていて的確、かつ速く、とてもやりやすかった。今回のイヴェント「SPLAYさんじゅっ祭」はマイアミさんが三十歳前後の、ある意味人生の岐路に立っている、立ちかけているアーティスト13組を関西と関東から招いて企画したイヴェントで、どのバンドもとても面白かった。おばけじゃーは以前渋谷で見た時よりもリラックスした感じがして(地元だからなのか)、音がバンド名にも通ずるとても長く感じる退屈な部分があって、それが良かった。他、ボスオブネイキッドというバンドが今回の「さんじゅっ祭」の主旨的に言うと一番岐路感があるパフォーマンスをしている感じがして、グッときた。岐路に立つ人間の持つパワーみたいなものを発揮していたと思う。大野慎也君のブルガリアバグパイプ演奏は会場の響きに一番合っている感じがした。話してみると人間的にも気が合いそうなタイプだったので嬉しかった。会場ではその大野慎也君が外の飲み屋から連れてきた、派手なシャツのオッサンが終始若い女の子をナンパしようとトライしていた。しかもそれが結構うまくいっていて、最終的に女の子を二人連れて会場を後にしているのを見た。カレーの出店、陶器の出店、出版物の出店、性感染症についての知識の出店、などもあり、お客さんも沢山いて、凄く良いイヴェントだったと思う。
で、よかったなーと思っていたら、もともとあんまり調子がすぐれなかったじゃみへんの容態が急激に悪化、殆ど歩けないくらいに衰弱していて、これは大変だとタクシーで救急病院に送る。お客で来てくれていた岡君に付き添いを頼み、自分らは車で朝まで待機。途中岡君から連絡入り、疲労と風邪で点滴とのこと。今は岡くんの友達の家で寝ているとのこと。