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この日から俺はこんなもんじゃないの関西ツアー。昼頃、今回運転をしてくれるじゃみへんが車に乗ってやってくる。感謝の気持ちを表すためにラーメンを作って歓迎するのだが、腹の弱いじゃみへんはそれを食べてゲリになり、スタート時から悪雲がたちこめる。渋谷で他のメンバーを拾い、御殿場まで高速、残りはずっと下道の旅。車内で聴いたホルストの「惑星」がとても印象的だった。途中、コンビニのトイレに一時間くらい入りっぱなしだと思いこんでいたじゃみへんが、実は車内で寝ていた（そして俺らはそれに気付かずボケッと待っていた）というような小事件を挟みながら、朝六時頃、大阪新世界に到着。駐車場に車を停めて初めて目に入ってきた風景は「禿」という赤字の落書き、その下に花、さらにその下に割れた大きなカビン、左側に立っている「出入り口注意」という看板にはなぜか古タイヤがかけてあって、まさしく新世界を凝縮したような外観の家屋だと思った。朝方のフェスティバルゲート周辺は基本的に飲み屋しか開いて無く、しばらく観光した後やることがなくなってしまい、仕方がなくフェスティバルゲートがオープンするまで正面入口の前で座っていた。スッパバンドの人達や、それ以外にも今回の出演者とおぼしき人たちも徐々に集まってきている。１０時頃にシャッターが開いた。