Dangerous Mind

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楽器のコードなどを買いに新宿へ。東口の紀伊国屋の三階か四階の窓に「池田大作・人間革命第16巻」とかいうでっかい垂れ幕が一個だけかかっていて「ここってそうだっけ?」と思いながらエスカレーター上がるとすぐに「週間新潮50周年」とかいうこれまたどデカいポスターみたいなのが貼ってあって、要するにフロア同士でシノギを削ってるのか、結果として意表を突かれるくらい健康的なバイブレーションを感じる、今の東京を代表する一大インスタレーションになってますので、美術関係者、各方面の有識者、学生、アーティストの方など、チェックはお早めに。
資本主義の批評というのはこういう風にやるんだなと、そんな事考えながらボーっとしてたら入ったばかりの給料で本をいっぱい買ってしまい鞄が重たくなってしまいました。ボーッとしちゃイカン!

その後じゃみへんと打ち合わせ。日が明けてレミとジャスティン主催のFLESH BOXというパーティーに行く。夜中の都会は好きなので渋谷をグルッと散歩して、豚丼食って、モヤイ像の全体像が昼見る印象と違ったりしながら、会場の青い部屋へ。ストリップの人とレモンを投げる人と戸川晶子さんとノイズと舞踏とバンドが全部出るような、凄いキレイなオカマの外人が司会のかなりトチ狂ったイヴェントだったのだけど、全部のパフォーマンスが面白くて、最後まで全然眠くならなかった。中でも妄人文明って人らのライヴが凄く衝撃的で、舞踏+バンドっていう形態で大成功している例を初めて見た気がした。また見たいと思った。最後のバンドでしんちゃんは黙々とベースを弾いていて、男の仕事をしていた。会場を出ると当然のように朝が迎えてくれるのでオールナイトって好きだなあ。