Dangerous Mind

Dangerous Mind

バイト後、家で加藤さんと打ち合わせ。加藤さんは今回やたらデカイ本を作ろうとしている。前に出した普通サイズの「さくぶん」という本は500冊くらい作って4冊しか売れなかったが、今回は完売を目指すという。しかし、今度の本のサイズは縦1メートル横1.3メートルある予定なので、売れる売れない以前に置いてくれる店があるのかどうかが心配だ。あと、在庫が部屋に入りきるのか、とか。まあ余計なお世話だけど。
で、前号に引き続いてデザインを手伝う事になって、その打ち合わせだった。4冊しか売れなかった「さくぶん」第三号の表紙をデザインしたのは相良と俺なので、その責任を4%くらい感じていて、せめて今回は10冊以上売れたらなあと思うのだが、どっちみち作った分全部売れないとモトはとれないらしい。そんな厳しい勝負を世の中に対して挑むなんて、加藤さんはエライ人だなあと思う。表紙のアイデアを出し合う。体育館みたいなダダッ広い所を借りて、そこに作った分全部並べて販売すれば良いのではないかと思うが、果たしてその良いというのが、どういう良いなのかは自分には分からない。まあ、とにかくほんの少しで良いから、売れればなあ、と思う。