Dangerous Mind

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ビートルズ陰謀説

今、コンビニで売ってるオカルト系のどうでも良い感じのペラペラな本(鳩山由紀夫異星人説とか)にビートルズ陰謀説というのが載っていて、その記事にはビートルズは麻薬シンジケートが麻薬市場を拡大するためにデッチ上げた広告塔バンドで、作詞作曲はすべてその悪の組織がやっていた、その後ボブ・ディラン、マドンナ、マイケルジャクソン、などもその組織が全面プロデュースして作り上げた(市場のために)、等なかなかとんでもない主張がしてあって、しかし途中からは最近のロックが昔日のような輝きを失ったのは、その悪の組織がちゃんとやらないからだ、作り手が身を削って作品を生み出さない事には若いリスナーにメッセージが届くはずがない、などと最近の音楽への割と真っ当な嘆きや批判の言葉が多く見られ、最終的に何なのかよくわからない、味わい深い記事になっていて印象に残った。

チャックベリーの昔のCDを聴いている。全体的に演奏が適当で良い。一生懸命やるということときちんとやるということは、学校で同じことのように教えられるけど、同じ事ではない。好い加減で、力も抜けてて、中途半端にラテンだったりジャンル的にさまよっていたりしながらも、激烈にブルージーでロックンロールなもの。下手でも良いというわけでもないし、上手ければ良いというものでもないから演奏というのは面白い。そこにあるのは文脈だ、などと言い切ってしまうのもやはり違う気がする、というか、文脈は無限に文脈を呼ぶ

YAKEN STUDIO MYSPACE作りました
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