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夏になって半袖になったせいか質問される事が最近増えているので、これだけは書きたいなと思って書くのですが、現在俺の左手にはまっている黄色い輪っかは、何か去年あたり流行ったホワイトバンドとかそういうのじゃありません。一切関係ありません。いや、作られた時点では何か関係しているのかもしれないですけど、良く知りません。
これは知人が買ったコカ・コーラの500mlペットボトルについてきたオマケで、その人が一目見て捨てようとしていたのでもらっただけです。何というか、俺の左腕はコーラのペットボトルとゴミ箱との中間地点なんです。明らかに9割以上が捨てられるであろうこの輪っか達の命運がいとおしくなったのです。このリングはゴムで出来ていて就寝時も入浴中もつけっぱなしでいられるので、可能であればこのどうでもいい物体を一生身に付け続けたいなと思っているのです（現在三ヶ月目）。この気持ちは世間的、一般的には、ニュアンスだけでも理解してもらえるものなのだろうか。大雑把に、そして大げさに言えば、俺はこのゴム製のリングに大して、非常に共感して、仲間だ、と思ったのです。貴重な、価値のあるものなんか、このゴム輪に比べたら全然必要ないぜ。
という話をミッシング箱庭の木村さんにしたら「私もそういうのあるよ」といって、木村さんの左足には貝殻のリングがしてあって、それは木村さんの友達が山で買ったお土産品で、なんで山なのに貝なんだよ、ということで、やはり誰も欲しがらずまわりまわって今は木村さんの左足首にいるらしいのです。というわけで、似たような人が少なくとも一人はいることがわかって取りあえず安心した2008年7月7日。

・その日の日記を書く前に、だいたい前日の自分の日記を読み直します。いやー、なんだか明らかにバテてますなー、文体が。何か昨日は例のネットショップの登録やら何やら開店手続きでやたら大変だったんです。しかも開店に伴うハイテンションの波にのって、色んなお店のカンバンの画像を検索して見たり、前々からやろうと思っていた都民共済の申し込みをPDFファイルをダウンロードしてやったり（国民年金サラバ）、リバティーンズのビデオを見たりと、とにかく手続き、手続きで、しかも昼間は恐怖系のSE作りに明け暮れている、合間にカフカの短編集を読んで休憩している、それらの慣性だけに頼って、ただ何か書きたいという最後に残ったダラけた欲求だけで書いてると、ああいう文になるんですかね。まあいいや　今日は元気だ

かっこいいなと思う店名