Dangerous Mind

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CD-ROM/WEBマガジンのcinra magazine 16号「特集:売れなきゃ文句も言えません」に原稿を書いております。この特集自体、普段自分が考えていることと多少リンクする部分もあり(内容的に去年janisでやったイヴェントみたいなものなので)楽しく書けました。永江朗さんへのインタビュー記事が面白かったです。
狩生記事への直リンクはこちら。
cinra magazine 16のトップはこちら。
cinraの最近の特集は問題意識高めで大変面白いと思うのだけど、やはりどうしてもパソコンの画面で長時間文字が読めない(目が痛い。読んでるうちに内容よりも目の痛さに興味の焦点が移っていってしまう)ので、特集だけでも紙媒体でまとめてそのうち本にすれば、と一瞬思ったんだけど、まあでもそれなら自分でプリントアウトして読めばよいのよね。(と思ったらFLASHだった・・・)
やはりwebは現状ではチョイ読み、チョイ聴き専門だなーと思っていて、何かを紹介するには適しているけど、本格的にその何かを楽しむのにはちょっと難しい。mp3をパソコン付属のスピーカーで再生したものでちゃんとは判断できないなあ、と思うけど、今後そういう試聴と本気のリスニングの境目ははっきりしていくのだろうか、曖昧になっていくのだろうか。そもそも本来は「本気」しかなかったはずの表現の分野への「お試し」というフォーマットの浸食っぷりは実に凄まじく(世界の名著のあらすじだけ載ってる本とか)、作り手に比べて、受けての側がその辺の本気と試しの区別を特に自覚していないとしたら、結構嫌な世の中だなーと自分は思います。何でもかんでも「手軽」で「ほどほど」で、そんなの良いわけないじゃろう。
みんなあれやこれやでやる事がこまごま多すぎて(恐らくこういうブログ書きとかもその一つでしょう)他人が書いたものや作ったものに思いっきり没入している暇などないのかもしれないし、その一方でスローライフとかそういうのもインチキ臭くて何か嫌で、問題はスローとかファストじゃなくて対象への愛じゃろう、と思うわけです。今は朝の五時です。私の声は皆さんに届いておりますでしょうか。

「風の谷の俺はこんなもんじゃない」終了しました。とても寒い中ご来場したいただいた皆様、本当にありがとうございました。企画の意図通り、シンプルで力強いイヴェントになったと思います。

最近、10時前に寝て3時頃起きる生活が流行っております。夜中は静かで良いです。もともと一ぺんにまとめて寝るよりも、眠たくなったら2、3時間仮眠をとって、また起きて何かやる、というのが一番自分に合っているのだけど、これをやっていると社会との折り合いが大変悪くて、決まった時間に会社に行けなかったりするので悩ましいところです。しかし決まった時間に決まった場所に行って決まった事をするというのが、自分にとっては良くない事のように思えてならないのです。