Dangerous Mind

Dangerous Mind

kkaarr2006-05-06

佐藤くんのおじいさんの段ボール工場(今は廃虚になっている)で行われる金のマサカリというイヴェントは、第一回は50万円の工場内宝探しゲームがあって、大柴がツルハシを持って探し回ったが結局見つからなかった(彼はその頃ネストのガラスを叩き割ってしまい弁償しなければならず金が必要だった)とか、色々伝説になっているのだけど、その第二回が5/5・6の二日間あり、出演するために自転車で牟礼に向かった。恐ろしく方向音痴な俺は40分くらいで到着しそうなところを2時間以上かかり、もう終わっているかなと思ったら、まだ始まってすらいなかったので、安心した。この日はリズムマシンを使ったソロライヴをやって、とても納得できる良いライヴだった。他の出演者はグロキシニアとミッシング箱庭で、両方とも良かったけど、特にミッシングのライヴは夢の国のようにファンタジックなもので、見ていてとても良い気分になれた。壁にはってあった紙には「7days war 戦うよ ぼく達の場所 誰にもゆずれない 7days war エキセントリックに ただ すなおに生きる為に。金のマサカリスタッフ一同 若者たちがまじめになってゆく為の集会です。5/5〜5/6まで行います よろしくお願いします。」とマジックで書いてあった。またミッシング内のパワーバランスも、以前に比べちょっと変わっていて、大柴が少し後ろに退いている感じがした。この何年か、大柴は暴れ回っていて、その暴れっぷりは本当に暴れ尽くしたといっても良いくらいのものだったけれど、そういったモードが変化しつつあるのを感じ、それが表現にも結びついている感じがした。最後、工場の屋上から風船を空に放ってイヴェントは終了した。告知されていた「藤井ちゃんのモグラショウ」や「油レース」、「早川・井上合体式」などは行われなかった。