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昼食のラーメン屋でマドンナ「ライク・ア・ヴァージン」かかり例のドラムのフィルが知ってるようで知らない世界に自分をプッシュしているのがわかった。バイトを早退して小岩へ向かう。初めて降り立つ小岩の街には被写体にしたい物件が山ほどあり、そういう「イイ！」物に出会った時には反射的にデジカメを取り出して、とりあえずで収めておくのだが、そうやって撮った写真がすでに500ファイルを超えていて、俺はこれらをどうすれば良いのだろうか、何がしたいんだろうかと、思う。まあどうするべきでもなく、ただ写していればよいのだろうと気付く。
ライヴハウスに着きリハーサル終え、楽器を置いて小岩の街を散策。もとはしまさひで「はん派がいく！！」第一巻20円、一瞬無人販売なのかと思わせる、呼ばないと店員が出て来ない弁当屋でカレー弁当大盛り400円購入。ライヴ場所に戻る。今日のハコのエムセブンは、何だか自分の地元のライヴハウスを思わせる、とても雰囲気の良い、愛情のある感じの場所で、これに比べると都会のハコは殺伐としてるよなー、と思う。受け付けの人とお客さんが殆ど顔見知りで、入場する時にもあいつがどうしたこうしたとずっと世間話をしていたりする。ライヴには元メンバーの遠藤さんも見に来てくれて、良い雰囲気の中、及第点のライヴができたと思った。次に引っ越すならここに住みたいと思うくらい、小岩の良い面が印象的な一日だった。
