Dangerous Mind

Dangerous Mind

田舎から母親やってくる。母親とは基本的な性格が一緒で、積み上げてるものが真逆なため、この年になっても良くケンカが起こる。とりあえず今自分のやっている事は全部遊びだと思われていて、いつかは公務員か有名企業の会社員になるものだと思われている。真っ当な人間、というものはそういうものだという価値観が出来上がっているのだが、俺は俺でまた自分こそが真っ当だと思いこんでいるので、話し合いはいつまでたっても平行線で、結構早い段階でお互いあきらめ笑いになってくる。こんな事を毎年繰り返していても時間の無駄なので、さっさと諦めてほしいものだが、まあ、子供が成人してからの親子の関係というのは大抵こんな風に非生産的なものなのかもしれない、とも思う。逆にこれだけ遠慮の無い無理解にさらされる事もそうは無いので、そういう意味ではやる気も出るしテンションも上がる。