Dangerous Mind

Dangerous Mind

前日に引き続きスピーカーと戯れる。ディアンジェロの「VOODOO」を聴く。とんでもなく新しくて良い音だと感じる。前向きなテンションで合理化が進むとこうなるんじゃないか、というような音。リッチな感じ。かっこいいアメリカの音楽だと思う。金があって(使えて)、才能がある人の音楽というか。金がなくて才能がある人、もしくはそれ風の人の音楽も良いけれど、同様に金があって才能がある人の音楽も当然良いわけで、しかし自分自身が大した金持ちで無いばかりに、金がかかったプロダクションに対して無意識に否定的な感情を持っている事があるので、そういうのは気を付けたいと思う。たまーに「貧乏が偉い」みたいなムードになってる時があるけど、それは大金かかってるのにどうって事ない作品に対する憎悪(のようなもの)が置換されてるだけだと思う。良く無い。ちょっと話飛ぶけど、そういう意味で愛地球博のフミヤ館とかヨシキソングとか本当最悪の人選だと思う。せっかく万博やるんだったら予算があんまり無い環境でコツコツやってきた凄いのにバーンと何億も使わせて良いもの造ればよいのに。はじめ冗談だと思ってた。次はもっと考えた方が良い。VOODOO