Dangerous Mind

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「第二回コラボレーション祭・無力無善ヶ原の戦い」
この日は俺が九人のアーティストとコラボレーションしていく修行イヴェントの第二回という事で、どうなることかと心配していたのだが、まさに心配通りのキツいイヴェントとなった。まず無善法師の詩の朗読とセッション。詩と普通のMCとの境目がわからず苦戦。やはり無善法師は強い。二番手サツキ・ヤング氏とはまさに電気の無駄使いとでも言うべきカラオケセッションで、この時来てくれていた4人の客のうち2人が帰った。三番手のイツロウくんとはどこまでいっても終わりの見えないループセッション、四番手利光くんとは弾き語りでまあまあ音楽っぽく、しかしあまり気合い入れて歌えず、利光くんも困り気味。五番手望月さんとはサックスの音の鋭さ、美しさをいかしきれないダメダブ処理してしまい、六番手じゃみへんとはどこまでいっても終わりの見えないループ漫才、七番手アオウさん、マチダさんとのセッションでは俺一人トライアングルの楽しさに開眼してしまい延々チリンチリンやってて、最後の相馬さんは、すごい濡れたでっかいテントみたいなシートを持って来ていて、これに二人でくるまって、三角や四角にフォーメーションしながら、無音を産む、という何だかコンセプチュアルなライヴをやった(服が泥だらけになったけど、個人的にはこれが一番良かった。)。全体的に盛り上がりはなく、ひたすら強風にあおられながらシャドーボクシングしているようなイヴェントだった。
出演していただいた方々はこのグダグダな催しに付き合っていただいて本当にありがとうございました。もう感謝の言葉もありません。色々と勉強になりました。で、これに懲りずに第三回もやろうと思います(冬くらいに)。