Dangerous Mind

Dangerous Mind

2020.6/16〜6/30

6/16 Tue
「暗い朝」の作業は1日殆ど前進せず。難曲だ。
娘と一緒に「デヴィッド・ボウイ 最後の5年間」を見る。周囲のバンドマン達の作る曲をあらためて思い起こしてみると、ボウイの音楽的な影響力は、世界の辺境、日本の音楽界の、更にその片隅にあっても、いまだにとても大きいという事に気付く。

6/17 Wed
アルバム制作作業がやや息切れ気味。娘もとうとう預けられている事実に気づいてしまったらしく、保育園で泣いてしまったとのこと。
夜、読書会にて「問いを立てる技術」という本を読んだが、活発な意見交換もあり、良い会だった。

6/18 Thu
Millenium Parade「Fly with me」は分析しがいのある、多層的でハイコンテクストなすごい曲だ。分析は必要な行為なので、思い出したようにやるのではなく、習慣化していきたい。

6/19 Fri
MIDIを常時録音してバッファしてくれている機能が欲しくてcubaseを10.5にバージョンアップする。

6/20 Sat
15年使ってきたシャープの洗濯機を、新型の省エネ・節水タイプに買い換える。子の誕生以来、洗い物が圧倒的に増えて水道代は3倍になったが、これは洗濯機が古いせいもあったと思う。

6/21 Sun
サスペリア」のリメイク版はわけがわからなかった。物語の鍵になっているっぽい、ドイツ赤軍についての知識がないと難しいのかもしれない。
Hさんから大量に積み木のお下がりが届いてありがたい。

6/22 Mon
真美鳥のレコードを出しているフランスのレーベルからオファーがあり、アナログでソロアルバムをリリースすることにした。日本の41歳が突如作った、全曲日本語詞の、おそらくフォーク(?)的な作品を聞いて、フランス人は何を思うのだろうか。詞の英訳はつけようと思う。

6/23 Tue
アルバム全体を手直しする。「それ」の歌をもう一度歌い直す。

6/24 Wed
LPのジャケット等、どうするか考えなくてはいけない。

6/25 Thu
ギターの弾き方がようやくわかった。左手の親指はほとんど添えるだけで良いのだ。今まで、親指に力が入り過ぎていたせいで、指の移動がギクシャクしてしまっていたのだ。

6/26 Fri
機材を整理して、ギターのエフェクター類を左手の机上において操作できるようにする。もっと制作に積極的にギターを入れていくためには、こうした方が作業しやすい。コクピット化が進む。

6/27 Sat
アルバム制作は仕上げに近づき、細かい部分を直す、という段階に入りつつある。
仕事で、レイドバックした70'sソウル、みたいな曲を作っている。このジャンルはいくつか定番のコード進行があって、そのパターンから選ぶ、という印象で、その中で個性を出すのは音色だとか、リズムの揺れだとか、まあ間違いなく一番は歌唱だが、今回インストなので、工夫が必要である。
といっても、語弊もあるだろうが、意外と、個性がない感じこそが、このジャンルの個性、なような部分もある、気がする。
どのジャンルにも様式はあるが、それがある程度、ルールと言えるくらいハッキリしているジャンルから、ボンヤリしているものまで濃淡は様々である。

6/28 Sun
いわさきちひろ美術館で展示されていた瀬川康雄(「いないいないばあ」の画家)の絵が衝撃的で、画集を購入する。
夜、娘の散髪のついでに、自分の髪も切ったが、後ろ髪も含めて思っていたよりもだいぶ楽にできた。今後の人生、セルフカットで良いのかもしれない。
これで年3万浮くとしたら、死ぬまで続ければ100万以上浮くだろうから、今すぐ高級ギターの1本や2本買っても、別に問題はないわけだ。

6/29 Mon
StrymonのアンプシミュレーターIridiumはとても素晴らしい。手を出すには、ちょっと勇気が必要な値段だが、それ以上の価値がある。

6/30 Tue
「誕生日」に着手する。アルバム全体のバランスから言って、折り返し地点に配置するのが良さそうな曲である。
これが今回のソロアルバム制作の最後の一曲で、14トラックめ。