Dangerous Mind

Dangerous Mind

2020.4/16〜4/30

4/16 Thu
確定申告に東村山へ。自転車で向かう途中、何件も店が潰れているのを目にして心配になった。たまたまかもしれないけど。
一ヶ月延長の受付最終日だったが税務署は空いていた。

4/17 Fri
クリップしまくっている録音素材が届いた。より歪ませる方向で頑張っていきたい。

4/18 Sat
「夢がかなった」MIXを進める。「readelay」という、もはやどこで手に入れたかも定かでないフリーのディレイを多用している。自分の求めているのは単にトラックがコピーペーストされたかのような、味のないディレイだ。単にトラックをコピーペーストすれば良いだけなのかもしれない。
試してみると、実際にそれで問題なかった。

4/19 Sun
ルーク・ケイジ」シーズン2を見終える。色々と考えさせられるドラマだった。シーズン3に続きそうな展開だが、大人の事情で完結らしい。

4/20 Mon
おとぎ話のライブ音源の細かい作業。良い演奏だ。牛尾健太のギターは近年ますます、すごくなっている。素晴らしいバーン、素晴らしいドカーンが沢山ある。これだけの芸術を、集団としての技芸を、長年かけて同じメンバーで磨き上げてきて、今、それが感染症の流行によって十全なかたちで発表できず、この先どうなるかも不透明な日々が続くのは、本当に精神的にしんどいと思う。音楽自体がなくなる事はなくても、ライブシーンは一度焼け野原になってしまうのだろうか。

4/21 Tue
「アトリエ」の歌詞で、長い間、保留になってしまっている部分にトライするのだが、なかなか良い言葉を紡げない。

4/22 Wed
「花のかんむり」歌い直すもいまいち定まらず。この曲が今回一番難航している。

4/23 Thu
「花のかんむり」にパーカッションを入れてみる。今ひとつである。

4/24 Fri
今日も川沿いを散歩する。通りすがりの老人に子供を触わって良いかと聞かれるが、感染症が流行っているので断る。もともと世知辛い世を、さらに世知辛くしてしまった気分になる。でも、コロナ云々抜きにしても赤ん坊は一人の人間なので、赤の他人に許可なく触れられるのは、やはりよくないのではないだろうか。でも触りたくなる気持ちもわかる。

4/25 Sat
「影絵」を一度仕上げる。この曲はつげ義晴の「海辺の叙景」という作品の最後の一コマの事を歌っているのだと、曲ができた時から思っている。
つげ義晴漫画の最後の一コマ、で言えば私も世間の多くの人たちと同様に「李さん一家」の最後のコマが一番好きである。

4/26 Sun
娘のずり這いが日々高速化している。ほんの少し前までは、本人は前進しようとしているのに、なぜかバックしてしまって、よく泣いていた。

4/27 Mon
「花のかんむり」のアレンジがようやく定まった。ベース+ボーカルを基本とする。はなわスタイルだ。たどり着いたらそこは佐賀だった。
娘はつかまり立ちをするようになり、今日はトイピアノの上に乗っていた。元気すぎて心配になる。

4/28 Tue
小学校時代を夢で思い出した。学芸会の演劇でハマり役の「神様」を演じた私は校内で中ブレイクを果たすのだが、演劇なんて軟弱、男はスポーツをやるものだ、という固定観念に徐々に取り憑かれ、近眼ゆえに全然得意ではないソフトボール部に翌年転入したのだったが、絶対に演劇を続けた方が良かった。本心では演劇が、とてもやりたかったのだ。
このように、10歳の子供でさえも、男は、女はこうあるべきだ、みたいな思い込みに支配された結果、素直な選択ができず、それから30年経った今でも時々、夢で思い出して悔いたりする。自分には勇気が足りなかった。やりたい事をやるには勇気が必要だ。あの選択は自分にとって何らかの分岐点だった。

4/29 Wed
「もしかして」のアレンジが定まらない。8ビートに寄せていくと、とにかくダサい感じになる。ダサいものは大抵好きなのだけど、これはたまたま好きじゃない種類のダサさ。


4/30 Thu
「もしかして」にエレキギターを加えてみる。