Dangerous Mind

Dangerous Mind

今月の美術手帖はなんと一郎、愛ちゃんたちが表紙。

内容はとても面白かった。特にエノアールの青空座談会でのそれぞれの立場の違いというか
一郎『・・・なんだろうな、世の中?とにかく明るくしたかった。バカでも人を感動させることができるってことを言いたかった。アートだろうがなんだろうがどうでもいい。』って発言とそれ以降の流れに対して小川さんの『僕もアートとかどうでもいいと思ってたんだけど、実際「渋谷アートギャラリー246」の壁面にある「移動のお願い」を見て、そこでのアートの使われ方にやっぱり腹が立ったんだよね。その時に、あ、自分はアートを信じていたんだ、って驚いた感じだったんだけど・・・』というところとか、小川さんの『でもさ、一生懸命とか、よくしようとしているとかっていうなら、例えば、日本デザイナー学院の人たちもそうなんじゃん?』って発言に対して一郎の『うーん、そうだよねえ。そうなんだよねえ。そうなんだよなあ』って認めちゃうところとか。両者の発言それぞれを理解できる、というよりはそういう発言が生まれる状況そのものが、よくわかるというか、自分にとってリアリティのあるもので、そういった空気を市販の雑誌から感じ取れる事は稀なので、それだけでも価値のある本だと思った。今まであまりおおやけにフォローされてこなかった何かが多めに載ってます。様々な人々にとって考えるきっかけや刺激になりうるもので、こういう物こそ多少木を切ったり石油を燃やしたりしても出版する価値のあるものだと思う。
http://www.bijutsu.co.jp/bt/
先週末は月イチ新バンドの初練習(うまくいった)、漫画の執筆(よくわかんないものができた、連載って大変ね)、イツロウ君のバックバンドでライヴ(一応うまくいった、かな?)、バイク屋の音楽の制作(もうOKもらった)、俺はこんなもんじゃないの新曲のミックス/ダビング作業(今50%くらいでしょうか)となかなか充実していた。ギターを沢山弾けたのが良かった。